教えて!太陽光発電Q&A

太陽光発電や電気をはじめ、クリーンライフについて、お客様から頂いたご質問を中心にいろいろな話題を提供してゆきます。

太陽光発電

太陽光パネルの寿命

今回も、お客様から頂いたご質問にお答えいたしましょう。




Q:太陽光パネルの寿命はどのくらいですか?

A:一般的な太陽光パネルの寿命は20年以上と言われていますが、

   設置場所や設置条件などによって異なってきます。





Q:太陽光発電の設備容量はどのように算出されますか?

A:太陽光のパネルの合計出力とパワーコンディショナの合計出力のどちらか

   小さい方の値を設備容量として申請します。





Q:太陽光発電のシステムの製造自体に、

   大量のエネルギーが使われているのではないでしょうか?

A:確かに製造にもエネルギーは必要です。

   太陽光システムの導入において、その設備(太陽光パネルやパワーコンディショナなど)

   の造成・建設(土木工事や施工作業など)などにエネルギーを投入する

   必要がありますが、

   こうした投入エネルギーに相当する量のエネルギーを得られるまでの期間が、

   太陽光発電システムの場合、2.4年です。

   つまり、設置後2.4年後には全くクリーンなエネルギーを創出しているといえます。





Q:海外メーカーと国内メーカーのパネルの違いは何ですか?

A:価格の差は、国内と海外のパネルを比べると、

   海外メーカーが1kWあたり約5万円程安価で太陽光パネルの出力保障が25年と長いです。

   変換効率で比べても1~2%しか変わりません。



太陽光発電1


今回もお客様からのご質問にお答えする形で、太陽光発電について説明させてもらいました。

次回もお楽しみに(^o^)

発電量について

久し振りの更新となりました。

季節は、うららかな春なのですが、

ここ最近雨降りが多く、発電量も伸び悩みといったところです


今回も、引き続きご質問を紹介してゆきましょう。





Q:発電量はどれくらい ありますか?

A:ソーラーパネル1kWシステムあたりで

   およそ年間1000kWh(真南向き・傾斜30度で設置の場合)です。




Q:発電量は天候によってどれ位違いますか?

A:発電量は、ほぼ日射量に比例し、明るさにもよりますが、

   日射量がゼロでない限り曇りや雨の日でも発電はできます。

   晴れの日を100%とすると、

   曇りの日は30%~10%、

   雨の日は20%~5%ほどの発電量になります。




Q:ごみやほこりが発電量に影響することはないですか?

A:あくまで目安ですが、太陽光パネルにごみやほこりが付着すると、

  3~5%程度、発電量が落ちるとされています。

  こうした汚れは雨風で洗い流され、取り除かれるためすぐに回復することが

  ほとんどですが、5%以上出力が低下している場合や、

  目視により何かお気づきの点があれば、購入店までお知らせください。

  また、定期的なメンテナンスもお勧めいたします。



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太陽光発電の設置可能な場所

今回も太陽光発電に関するご質問をご紹介しましょう。



Q:設置できる場所はどんなところですか?


A:自宅の屋根の上はもちろん、遊休地や利用されていない土地、工場などの建物の

  屋根や屋上、オフィスビル、庁舎や病院、学校や文化施設などさまざまな場所に

  設置されています。

  基本的には、太陽の光が当たる場所なら設置できます。





Q:南向きでないと設置できませんか?


A:設置は可能ですが、方角により発電量が変わります。

  南向きを100%とすると、東・西向きは80%~85%となります。

  傾斜角度により北面も設置可能です。





Q:設置費用はどれくらいしますか?


A:価格は諸条件によって異なりますが、

  設置場所が野立て50kWの太陽光発電システムの導入費用としては、

  海外製1,400万円~1,500万円、国内製1,700万円~1,800万円が目安となります。

  住宅用は4kW~10kWで海外製120万円~200万円、国内製150万円~250万円が

  目安です。



固定価格買取制度について

前回に引き続き、太陽光発電に関するご質問を紹介しましょう。



Q:どのようなタイミングで買取価格が適用されるのですか?


A:以下の2点が受理された時点で買取単価が適用されます。

   ・接続契約の申し込みを電気事業者が受領したとき

    (接続検討に要した費用を再生可能エネルギー設備設置者が支払うことに同意している

    ことが必要です。ただし、10kW未満の太陽光は除きます)

   ・経済産業省の設備認定を受けたとき





Q:適用された価格が変更されることはないですか?


A:「物価その他の経済事情に著しい変動が生じ、又は生ずるおそれがある場合において、

  特に必要と認められる場合」(法第3条第8項)の他は変更されません。

  物価その他の経済事情に著しい変動とは、急激なインフレやデフレなどの例外的な

  事態を指しています。





Q:買取期間が終了した後の買取条件はどうなりますか?


A:国による固定価格買取制度の規制が終了しますので、買取期間の終了後又は

  終了が近くなった時点で電気事業者との合意により、買取価格を再度決定していただく

  ことになります。




グリーン投資減税とは?

今回もお客様からのご質問をご紹介いたします。



Q:グリーン投資減税とは何ですか?


A:再生可能エネルギーの固定価格買取制度に認定され、かつ10kW以上の

  太陽光発電システム導入には以下のような税制優遇制度があり、3つのうちのいずれか

  が適用できます。


   ・中小企業者に限り、設備取得価額の7%相当額の税額控除

   ・青色申告をしている法人又は個人を対象に、普通償却に加えて取得額の30%

    相当額を限度として償却できる特別償却

   ・青色申告をしている法人又は個人対象に、取得価額の全額を償却

    (100%償却、即時償却)できる特別償却


  ※2013年4月1日~2016年3月31日までの期間内(即時償却については、

   2015年3月31日までの期間内)に取得などして、その日から1年以内に

   事業の用に供した場合

  ※グリーン投資減税についての詳細は、資源エネルギー庁ホームページなどで

   ご確認ください。

   また、グリーン投資減税の適用については、導入前に管轄税務署などに必ず

   ご確認ください。



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